自由に生きる記録

高校生が思ったこと感じたこと書いてます。

『殺戮にいたる病』を読んで感じたこと、思ったこと

こんにちは!


記念すべき第一回目のブログは『殺戮にいたる病』について思ったことを書いていきたいと思います。誤字脱字は気にしないでください、ネタバレ注意です!



この本は我孫子武丸(あびこ たけまる)先生によって書かれた叙述ミステリーです。私はkindle unlimitedに入ってるのを見つけて前情報なしで読んだので見事にトリックに引っかかってしまいました(笑)



この本の鍵は何と言っても人物トリック一本で攻めてきているところです。私は読み初めですぐに騙されてしまいそのまま最後まで読み進めて最後のページを読んで二分ぐらい自分の時が静止しました。



[感想&いろいろ]

ネタバレ注意!

まず、本が面白いのは大前提として、トリックも圧巻でした。最後のページのたった数行でこれまで私が頭の中で思い描いていたそれぞれの人物像が大きく変わり頭が急な展開に追いつけなくなるくらいでした。また表現が生々しく、もし、血や解剖のシーンが苦手な人は読むのを控えたほうがいいかもしれないです。また性的描写に関しても結構露骨に表現されている部分が多いです。またそれも普通の性行為の表現ではなく死体性愛者の視点から物語が進んでいる部分もあります。また終わり方は私個人の意見としてハッピーエンドでもなければ読み終わった後に何か心にずんっとくることもなく、ただ最後のページの衝撃で一回驚き、何回かその文章を読んで意味がわかった後放心状態になり気づいたら時間が経っていた感じです。物語と後書きの後に解説が書いてあるのでもしこの本を読む方がいたら最後の解説まで読んでみてください。なるほどと思う場面がたくさんあります。また他の方の解説と考察のブログを読むとより理解が深まります。


久しぶりに日本に帰ってきて日本の本を読んだのですがまさかこんなに性的描写があるとは思いもしませんでした。中学二年生くらいの時に重松清の『疾走』を読んでその当時の私にしたら描写が生々しく普段はすぐに忘れてしまう本の内容も今でも覚えているので今回の本も多分記憶に残ると思います。ですがその当時よりはより成長して他の本も読んでいるのでまあ記憶の片隅に残るくらいかなあと思います。



こうやってブログを始めて内容をアウトプットする機会があって初めて自分が読んだ内容の本を振り返流ことができるのでよかったなと思います。まだまだぎこちない文章ですがこれから頑張って成長していきたいと思いますのでよろしくお願いします。



どんでん返しが好きな方、ちょいグロ(私個人の判断です)が大丈夫な方ぜひ、時間があるときに読んでみてください!二時間あれば2回読み直せるくらいサッと読めます!



読んでくれてありがとうございました!